2013年にデンマークの首都コペンハーゲンで設立された木製時計ブランドのVEJRHOJ(ヴェアホイ)。


木製時計というと自然素材にこだわったゴリゴリの自然派・・・なんて想像をしがちですが、VEJRHOJ(ヴェアホイ)の場合、当てはまりません。


木が持つ柔らかい温もりを残しながら、金属のシャープさを上手に融合した、木と金属の良いとこどりのスタイリッシュなデザインが特徴です。


アイテム展開は、メンズ・レディースともに用意されています。ほとんどの製品の価格は30,000円以下、手軽に買える北欧時計ブランドです。


そんな最近人気急上昇中のVEJRHØJ(ヴェアホイ)のメンズモデルを購入しました。自腹を切っているのであまり遠慮せず、よいことだけでなく、悪いこともレビューしてみたいと思います。


VEJRHØJ(ヴェアホイ)の腕時計を買おうと思っていた方は、じっくりと読んでみてください。


この記事では、VEJRHØJ(ヴェアホイ)に関するこんな疑問に答えます。

  • VEJRHØJ(ヴェアホイ)を買う前に実際の利用している人の口コミレビューを読んでみたい。
  • 購入前に、良いところだけでなく、悪いところも事前に知っておきたい。
  • VEJRHØJ(ヴェアホイ)と比較検討するなら、他にどんな時計があるか知りたい





VEJRHØJ(ヴェアホイ)は他の人とちょっと違うものを持ちたい北欧時計好きな人にオススメ

木製時計というと「木製製品が持つ優しいイメージ」を想像する人も多いと思いますが、VEJRHØJ(ヴェアホイ)のデザインは、意外とシャープです。

特にこの「BLACK & GOLD」は、桜とガンメタのサージカルステンレス316Lを組み合わせたかなり大胆なデザイン。他の木製時計とは受けるイメージが違いますよね。


なので、VEJRHØJ(ヴェアホイ)は、北欧時計ミニマムなデザインとかシンプルなデザインが好きな人にオススメの時計です。しかも、北欧時計といってもダニエルウェリントンなどの王道ではなく、他の人とちょっと違うものを持ちたいオシャレ好きな人にピッタリの時計ですね。

VEJRHØJ(ヴェアホイ)を自腹購入して口コミレビュー


さて、今回購入したのは「NAUTIC 55° NORTH」。VEJRHØJ(ヴェアホイ)とデンマークデザイン界の巨匠ボー・ボンフィス氏とのコラボレーションにより生まれたアイテムです。


くるみの木の木目とローズゴールドのステンレスの組み合わせがいいですよね。文字盤は、航行機器からインスピレーションを受けたデザインということですが、視認性はイマイチかな・・・。



VEJRHØJ(ヴェアホイ)はこんな雰囲気のある木製ケースに入って送られてきます。(購入時2020年2月)こんな工夫が開封前の気持ちをアゲアゲにしてくれますよね。ただ現在はケースが変わって、木製ボックスに入れられて届きます。



パカッ! 開けてみるとメッセージカードが。



中身を取り出しました。時計本体は巾着袋の中に入ってます。替えのベルトが付いてました。



じゃじゃーん。ようやく登場! 木目が柔らかな印象でいいですよね。同じデザインのものが他にはないということに希少性を感じます。



ベゼル(ケースの前面の外周部)が木製なのわかりますか? 柔らかな触り心地がします。



裏面です。風防ガラスは、サファイアガラスを採用。「NAUTIC 55° NORTH」のムーブメントはスイスのロンダ製。3気圧防水です。使う時はシールは剥がします。



さっそく着けてみました。このモデルはフェイスが42mmなので、女性には大きめかもしれません。


いやしかし、色黒ですね・・・。文字盤と腕の色がほぼ同じ・・・笑。



【2021年2月追記】現在は、かなりしっかりとした箱に入ってきます。以前よりもバージョンアップしてますね。

VEJRHØJ(ヴェアホイ)と比較するならこのブランド

VEJRHØJ(ヴェアホイ)の購入を検討しているとすれば、「カーブホルツ(KERBHOLZ)」「WOODWATCH(ウッドウォッチ)」「MAM(マム)」などの木製時計ブランドと比較してみるといいかもしれません。VEJRHØJ(ヴェアホイ)と比較するならこれ!というブランドを3つ紹介します。

カーブホルツ(KERBHOLZ)

カーブホルツ(KERBHOLZ)は、2012年にドイツのケルンで創業された木製時計ブランドです。カーブホルツ(KERBHOLZ)の方がブランドの歴史が古いですが、日本におけるブランドの知名度はVEJRHØJ(ヴェアホイ)と同じくらいです。


木と金属を組み合わせたデザインは、VEJRHØJ(ヴェアホイ)と似ていますが、カーブホルツ(KERBHOLZ)は、モデルによってベルトやケースにも木を採用しています。

WOODWATCH(ウッドウォッチ)

カナダにて1971年創業されたTENSE社のウッドウォッチです。見てわかる通りめっちゃ「木製」です。

MAM(マム)

MAM(マム)は、スペインバルセロナのファッション時計ブランドです。全てのケースにウッドを使っています。日本での知名度は、まだ低いかもしれません。木製時計が好きで、誰も持っていない時計が欲しい方にはオススメです。

ファッション時計は気に入ったデザインのものを選ぼう

VEJRHØJ(ヴェアホイ)のような2万~3万円クラスのファッション時計は、どんなブランドでも日本のミヨタ(シチズン)かSII(セイコー)、もしくはスイスのロンダのムーブメントを採用しています。


時計の性能を決めるのはムーブメントですから、これらの時計は見た目は違うけど、時間を計るという点でほとんど同じ性能です。つまり、ファッション時計は、性能ではなく、見た目で勝負する時計です。好きなデザインだと思ったら、それを買えばいいのです。


VEJRHØJ(ヴェアホイ)は材質に木を使用している点で、他のファッション時計とは違う表情を見せてくれます。そんなデザインが気に入った人にはオススメの時計です。

VEJRHØJ(ヴェアホイ)のよいところ・悪いところ


VEJRHØJ(ヴェアホイ)の「NAUTIC 55° NORTH」を購入してからしばらく(10カ月くらい)経ちました。これまで使ってみた感想をまとめてみます。


まず、VEJRHØJ(ヴェアホイ)のよいところからいきましょう!!

  • 表情の異なるデザインの時計が揃っている

  • 左が「The Night」右が「BLACK & GOLD」です。文字盤やリングの部分に木を使用することで、優雅で高級感のある、めちゃくちゃカッコいいデザインに仕上がっていますよね。



    一方で、今回自分が購入した「NAUTIC 55° NORTH」は文字盤にくるみの木が使われています。木目を活かしたデザインは、「The Night」や「BLACK & GOLD」とは異なり、とても優しい印象がします。

    このようにVEJRHØJ(ヴェアホイ)は、ユーザーの好みに合わせ、表情の異なるデザインの時計が揃っています。

  • まだ知名度が低く人とかぶらない
  • VEJRHØJ(ヴェアホイ)は、世界的なデザインアワードを受賞するなど、海外での知名度をあげつつありますが、日本上陸は2017年と日がまだ浅いためまだ知らない人が多いかもしれません。そのため、他の人と時計が被ることが滅多にないでしょう。自分の場合も外出時に、同じ時計をしている人と会ったことがありません。カッコいいデザインなのに、誰とも被らない。これってなかなかよい気分ですよ。

  • 手軽に買える価格設定
  • これはVEJRHØJ(ヴェアホイ)に限らず北欧ブランド時計全般にいえることですが、デザインの優れたプロダクトにも関わらず手軽に買える価格設定が強みです。VEJRHØJ(ヴェアホイ)の場合、10,000円後半から20,000後半の価格のアイテムが主力です。

    これくらいの価格であれば、ひとつだけ持つのではなく、時計をコレクションすることも可能ですね。その日の気分や目的によって時計を着けかえて外出すると、テンションあがるのでオススメです。

  • 強度は心配なし
  • 素材に木が使われていると聞くと強度を心配する人がいますが、VEJRHØJ(ヴェアホイ)の場合、力がかかって壊れやすい部分は金属やレザーなど丈夫な素材を採用しているので大丈夫です。

    ムーブメントは実績のあるメーカーのものですし、風防にはサファイアコーティングされたガラスを使っているので、腕時計として通常の使い方をしている分には故障などの心配はほとんどないでしょう。



続いて、VEJRHØJ(ヴェアホイ)を使ってみて、気になったところを正直に言っちゃいます。

  • 視認性が悪い
  • デザイン優先で作られているので文字盤に数字がなく、視認性はいいとはいえないですね。ただ、VEJRHØJ(ヴェアホイ)はファッション時計なので、カッコよければそれでいいのです。割り切って考えましょう。

  • 届くのに時間がかかる
  • VEJRHØJ(ヴェアホイ)は、D2C販売(メーカー直販)を採用しているため、楽天やAmazonなどの通販で買うことができません。購入した商品はデンマークから送られてくるので、手元に届くまでに時間がかかります。

    今回購入したときも、2週間ほどかかりました。誕生日やクリスマス、バレンタインデーなどのプレゼントに、VEJRHØJ(ヴェアホイ)を贈ることを考えている場合は、早めに注文することをオススメします。

  • 時計としての性能はそれなり
  • ファッション時計をレビューする時は、毎回言っていることなのですが、時計としての性能はそれなりです。もしあなたが、時計に工業製品としての品質の高さを求めるのであれば、VEJRHØJ(ヴェアホイ)ではなく、日本製の時計を買うことをオススメします。

    ちなみにVEJRHØJ(ヴェアホイ)は、日本のミヨタもしくは、スイスのロンダのムーブメントを採用しています。防水性能は3気圧防水です。これは水深30mの水圧に耐えられるという意味ですが、深度30mまで潜れるのかというと、そうではありません。そんなことしたら間違いなく壊れます。

    多少の雨くらいには耐えられますが、土砂降りの雨だと怪しいくらいの防水性能です。雨が強かったら念のために外すくらい用心しながら使った方がいいと思います。


VEJRHØJ(ヴェアホイ)を買うには

VEJRHØJ(ヴェアホイ)は、D2C販売を採用しているので、公式サイトでしか購入することができません。


公式サイトの日本語対応はバッチリなので、購入に困ることはありません。ただし、円ユーロの為替の関係で、日本円の価格が変動することがあるので注意してください。


例外として、公式サイト以外では蔦屋代官山店で、全商品ではありませんが、取り扱っているようです。実物を見て確かめたい人は行ってみるのもいいかもしれません。

VEJRHOJ(ヴェアホイ)オススメのメンズ時計


今回購入した「NAUTIC 55° NORTH」ですが、サイトではSOLD OUTになったままです。(10カ月前は売っていたのですが)残念ながら、終売なのかもしれません・・・。


ということで、「NAUTIC 55° NORTH」以外で人気のヴェアホイのメンズ時計をご紹介します。

BLACK & GOLD
メンズ人気No1のBLACK & GOLD。ブラックとゴールドのコンビネーションがめちゃくちゃカッコいいです! 文字盤の周囲にある桜の木のリングが優雅な印象を与えくれます。木の温かみとメタルが融合した男らしいモデルです。

The Night
めちゃめちゃエッジを効かせたデザインですよね。ガンメタルのステンレスと黒染めされた天然クルミ材を組み合わせた文字盤がカッコいいです。ブラックのレザーストラップのモデルですが、個人的にはこの組み合わせが一番好きですね。フォーマルにも対応できる男っぽく大人っぽいデザインだと思います。

The ROSE
文字盤に使われているのは、天然クルミ材とローズゴールドのステンレス。これぞ木製時計という感じの優しいデザインですね! ストラップはダークブラウンのレザーを採用していますが、道具を使わずに簡単に交換可能です。

VEJRHOJ(ヴェアホイ)レディース時計

ヴェアホイはレディースモデルもオススメです。木目を活かした北欧時計独特のミニマルデザインは、多くの女性から指示されています。プレゼントに検討してみるのはいかがでしょう?

NORA – brown strap
ヴェアホイのレディースモデルNORA(ノラ)。シックで落ち着いた印象の時計ですね。天然のクルミの自然な木目から暖かなぬくもりが伝わってきます。フェイスのサイズは38mmで、レディースモデルとしてはやや大きめのサイズです。男性が使ってもおかしくないサイズです。

FREYA – blue strap
FREYA(フレヤ)は、エレガントなモデルです。天然レッドオーク材の文字盤は、少し赤みがかかったホワイト。自然の木目が優しい気持ちにさせてくれます。ストラップは、ネイビーブルーのレザーですが、シーン合わせて簡単に交換することができます。

The MAPLE
白い木目が美しい「The MAPLE」はその名の通り文字盤にカエデを使っています。風防ガラスは、傷に強く頑丈なサファイヤコーティングのミネラルガラス。強度に心配はありません。

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